トップメッセージ

中立・客観的立場から
豊富で偏りのない金融情報を提供し、
投資家主権の確立に
貢献していきたい

代表取締役社長 朝倉 智也

 株主の皆様には、日頃より格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。

 当社は、「投資家主権の確立」を経営の基本的な考えに据え、創業来、豊富で偏りのない投資情報を提供し、投資家一人一人の最適な資産形成に貢献することを目的に事業に取り組んでまいりました。

 投資信託を中心に、国内外の株式やETF、暗号資産などの金融商品の情報を当社のウエブサイトやスマートフォン、タブレット向けアプリ、SNS、YouTube動画等を通じて提供する「ファイナンシャル・サービス事業」と、低コストで良質なファンドを個人投資家ならびに機関投資家に提供する「アセットマネジメント事業」の二つの事業を展開しております。

 2021年3月期は、新型コロナウイルス感染症の影響で、対面による資産運用関連セミナーを開催することができず、非常に厳しいスタートとなり、第1四半期の四半期純利益は、前年同期比で11期ぶりの減益となりました。その後、ファイナンシャル・サービス事業では、主にタブレット向けアプリの提供台数の増加やスマートフォン向けのデータ提供件数の拡大、アセットマネジメント事業では、地域金融機関から受託する運用残高が著増し、第二四半期以降、経常利益は、前年同期比で二桁以上の増益を達成することが出来ました。

 通期の業績は、売上高の9期連続の増収、経常利益の12期連続の増益かつ10期連続の最高益を更新いたしました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は12期連続の増益かつ8期連続の最高益を更新し、株主の皆様への配当金も12期連続で増配することが出来ました。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、ともに12年間の累計で5.3倍に拡大しており、年平均成長率は15%となります。

 尚、連続増益かつ連続増配を12期以上続けている企業は、東京証券取引所の全上場企業3,871社(2021年4月16日時点)の中で、当社を含めてわずか4社です。

 また、当期は、2020年10月19日付で東京証券取引所JASDAQ市場から東京証券取引所市場第一部に市場変更を行い、それ以来、株式の出来高および株主数が大きく増加いたしました。

 今後も引き続き「ファイナンシャル・サービス事業」と「アセットマネジメント事業」の拡大に努め、投資家一人一人の最適な資産形成に貢献し、ひいては当社の企業価値、そして株主価値の向上に努めてまいります。

 株主の皆様には、今後とも一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

2021年5月
モーニングスター株式会社
代表取締役社長
朝倉 智也